• 皆さんは、警察の相談ダイヤル#9110番を知っていますか。
    警察では、事件や事故には至っていなくても暮らしの安全に関する
    相談に応じています。このような電話での相談は110番ではなく、
    #9110番または、最寄りの警察署で受け付けています。

    • 長野県警巡査部長
      地域安全推進係主任
      平林 一宏

#9110番に電話したらどんな対応をしてくれるの?

 皆さんが何か問題を抱え、警察に相談したいと思ったときに最初の窓口となる警察相談電話「#9110番」。
 では、「#9110」は、皆さんからの電話に、どのように対応するのでしょうか。
 「#9110」は、相談業務を専門とする「警察安全相談員」に繋がります。相談員は、現職の警察官や元警察官などが任命されていて、相談者の心情や置かれている境遇などに配慮しながら、お話をお聞きします。もちろんプライバシーはしっかりと保護されています。
 また相談者からの内容は多岐にわたっているため、お伺いした相談内容によっては、それを相談者の住居地を管轄する警察署に引き継ぐ場合もあります。警察よりも他の機関が対処したほうがよい案件については、法テラスや消費生活センター、児童相談所、女性相談所などの専門機関を紹介しています。

一人で悩まずまずは相談してみて

 人は悩みやトラブルを抱えていても、なんとか自分で解決しようとします。けれど、問題によっては一人で対処することで、状況がさらに悪化してしまう場合もあります。「こんなことで相談してもいいのだろうか」「怒られるのではないか」などと思わずに、まずは「#9110」に電話してください。特に特殊詐欺、家庭内暴力や児童虐待などは、相談が早ければ早いほど、さまざまな方法で被害を未然に防ぐことができます。
 次回は、「#9110」に届く相談内容についてご紹介します。

(2017年5月号掲載)

長野県警察本部