• 長野県は、全国的にも有名な「川中島白桃」をはじめとする桃の産地。
    手間を掛け、丁寧に作られた桃は生産量全国第3位を誇ります。
    センサー選果による糖度保証は桃農家の自信の表れです。

    • 朝早くに収穫した桃は選果場に運ばれ、糖度センサーによって各等級に選別されていきます。桃は大きくてずっしりと重いものがおすすめ。長野県産の桃は収穫前に日光に当てるため、赤いものが美味しさの目印です。

 まだ寒さが厳しい年明けから2月頃までの間に行われるのが、剪定という作業です。
 「剪定は、夏に美味しい桃を収穫するための最初の作業であり、重要な工程です。どこに実をならせ、どこに葉を茂らせるのか。実が重ならないように枝を配置しながら、ほどよく光が入るよう夏の木をイメージします。木を弱らせることなく実に栄養をいき渡らせることができるよう、良い枝を残してバランスを整えていきます」と語るのは、農家を継いで6年目の黒澤津さん。
 花芽や葉芽の出方は木の年数や品種によって違うので、枝が伸びた時に日が良くあたるよう、剪定する枝を見極めます。極寒の中の作業が、夏の実りに繋がっていきます。

(2019年9月号掲載)

JA全農長野
長野県の美味しい作物は「三ツ山マーク」をつけて出荷しています。
JA全農長野は、信頼される産地を目指し、安全安心な農産物の供給に努めています。

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  • JAグリーン長野管内
    もも生産者 黒澤津 茂樹さん

    桃を作り始めて6年。冬の剪定から始まり、摘蕾、摘花、受粉、摘果、葉摘み、そして夏の収穫まで、何度も手を掛けることで甘くて美味しい桃を作っています。河川敷の水はけの良い土の恵みを受け、日差しをたっぷり浴びて大きく実った桃を見ると喜びもひとしおです。信州の夏の味をぜひ味わってください。