知ることでサポートできることがある。
長野が大好きだから
私ができることで地域の在り方に
新しい風を吹き込みたいんです。

代表取締役成澤 由美子
Yumiko Narusawa
東京育ちの私が長野に来たのは、1998年に開催された長野冬季オリンピックの翌年です。オリンピックを見て本格的にスノーボードに挑戦したいと、志賀高原で働きながら練習する日々を過ごしていました。けれど29歳の時に大怪我をしてしまって。表情も動かず体も動かせないという辛い状態の中、周りの人の温かいサポートに助けられました。
日本の総人口に占める高齢者の割合は既に25%を超えています。長野県は全国と比べてさらに高く30%。そんな中、団塊の世代が75歳以上になる2025年を目標に始まった国の施策が「地域包括ケアシステム」です。これは簡単に言えば、医療と介護と地域が全体で高齢者を支えましょうという取り組みです。「地域包括ケア」は地域の特性に応じて作り上げていくことが重要で、現在全国でさまざまな取り組みが始まっています。(2017年7月号掲載)