日本の美しい食文化を
世界に伝えたい。
その思いを胸に
“ずく”だして頑張っています。

代表取締役 関 幸博
Yukihiro Seki
実はこの仕事を始める前は郵便局に勤めていたんですが、当時は若かったので、働くなら「社長になりたい」と、その思いだけで会社を辞めてお弁当屋を開業しました。安定した職を離れるわけですから、当然まわりは大反対。妻も子どももいましたからね。でも最後は理解してくれて、そこから裸一貫で頑張る日々が始まりました。
現在ミールケアは、長野だけでなく首都圏を中心に、350園以上の保育園、幼稚園の子どもたちに給食を提供しています。社員一人ひとりが、たくさんの子どもたちと日々接していく中で自然と生まれてきたのが「食育」への思い。未来を担う子どもたちに、「安心・安全」な食事を提供することはもちろん、「日本の美しい食文化を伝えていきたい」と考えるようになりました。もう「給食」は当たり前で、私たちはこれから、子どもたちをはじめ、先生や親御さんたちに「食を通じた教育」をしていくんだと、新たな使命を感じています。(2018年2月号掲載)