ながのという街とともに
歴史を紡いできた映画館として
映画がもたらす喜びを
これからも伝え続けていきたい。

田上 真里
Mari Tagami
映画や演劇の世界に目覚めたのは大学生の時。関東の大学に進学したので、近くに映画館や芸術館、ホールなどがたくさんあってよく観に行っていました。長野と違って規模の大きいところから単館で上映する小さなシネマまで、多種多様な上に数も格段に多いので、メジャーなものからインディーズ系まで、幅広い中から好きなものを探すのが楽しみでしたね。映画もお芝居も、こんなにいろいろなものがあるんだということを実感しました。
当初は企画広報を担当していたのですが、2年後には支配人の立場に。歴史ある映画館を任されたことに自分でも驚き、また重圧も感じていますが、私だからできることを模索しながら、日々、スタッフとともに取り組んでいます。(2018年10月号掲載)