四季折々に楽しめる
広大な志賀高原の
多様な自然の美しさを
多くの方に伝えたい。

沼田 有菜
Yuna Numata
野沢温泉村生まれ。おじいちゃん子で、幼い頃から春は山菜採り、秋はキノコ狩り、冬はスキーへと、自然との付き合い方は祖父から学びました。人と自然がつながり、尊重し合って暮らすことの大切さは、大人になった今でも自分の根底にしっかりと根付いています。
志賀高原ガイド組合のネイチャーガイドとして働き始めて3年。常に新たな発見があり、学びの日々を過ごしています。ネイチャーガイドは、自然やツアーエリアのことだけを知っていればいいわけではなく、その土地の歴史や文化も合わせて知識を深めていかなければなりません。志賀高原は古くから人と自然が共存してきた稀有な場所であり、ユネスコエコパークにも登録されています。広大なエリアは標高差も大きく、落葉広葉樹林の美しい木々を抜けてさらに上ると、亜高山帯針葉樹林が現れます。また、エリア内には20以上のトレッキングコースが整備され、春夏秋冬いつ来ても最高の瞬間に出会うことができます。志賀高原を訪れた方々が心から自然を楽しみ、志賀高原を大好きになってもらえるよう、ネイチャーガイドとして成長し続けていきたいと思います。(2025年2月号掲載)