地域の新たな
コミュニティとして
「まちかど図書館ぼたん」を
多くの方に愛してほしい。

千野 祐里奈
Yurina Chino
長野県立大学への進学を決めたのは、将来、自分の出身地である長野県や、生まれ育った地元である塩尻市で、地域やそこに暮らす人に貢献できる仕事に就きたいと考えたからです。長野県立大学のグローバルマネジメント学部には公共経営コースがあり、行政に関する知識や地域課題について学ぶことができます。また海外プログラムも充実していて、グローバルな視野を広げることができるのも魅力でした。入学後は寮に入り、そこで出会った同期や先輩たちからも刺激を受けましたね。みんな積極的で、行動力があって輝いていて。「自分も何かしたい。動かなきゃ!」という気持ちにさせてくれました。
今、「まちかど図書館ぼたん」があるのは、中央通りから1本西側の通り、北石堂町です。元は「ボタンのいとう」というボタン屋さんで、地域の方に長く愛されたお店でした。店舗となる空き家を探していた時に、店主の娘さんである現大家さんと出会ったことで、この場所が新たな地域の拠点となりました。(2025年3月号掲載)