長野の地で、
自分の「得意」を活かして
子どもたちのために
できることがある。

大手 智之
Ote Tomohisa
自分が得意なこと、やりたいことを仕事にしようとゲーム制作会社「株式会社アソビズム」を立ち上げてから10年。5歳と2歳になる子どもたちをどんな環境で育てていくべきなのかを考えているときに紹介されたのが、長野にある幼児教室でした。夏の登山イベントに参加した時に、園長先生のまるで魔法のような声かけで、子どもたちが自分からどんどん登っていく姿を見て感動し、ここで子育てをしたいと思いました。と同時に、自分の仕事の環境も、もう東京じゃなくてもできるんじゃないか、逆に長野だから見えてくる新しい可能性もあるんじゃないか、と思ったんです。それで思い切って長野に移住し、5年前に長野ブランチを立ち上げました。
さらに、思考力や想像力を育てるためには自然の中での原体験が大切なのではないかと思い、毎年夏に「サマーアドベンチャーキャンプ」を開催しています。今年で5回目を迎えましたが、年々パワーアップしていますね。ダイナミックにモノづくりを楽しむことで、子どもたちが大きく成長する姿を見ることができ、本当に楽しいです。(2018年11月号掲載)