• 寒暖差が大きく降水量の少ない長野県はりんご栽培に適した土地。
    りんご農家のたゆまぬ努力と愛情によって育てられたりんごは
    生産量全国第2位を誇ります。(平成29年産果樹生産出荷統計)

    • 「葉摘み」と「玉まわし」で着色していない部分にまんべんなく日光と風を当て、真っ赤に色付いたりんごは、お尻の部分があめ色になったものが適熟の印。収穫も一度にするのではなく、蜜がしっかり入っておいしく熟したものから適期収穫していきます。

 長野県はりんごの栽培に適した自然環境を活かし、さまざまな品種のりんごを栽培しています。
 収穫前の大事な工程となる「葉摘み」と「玉まわし」は、りんごを赤く、おいしくするために欠かせない作業。
 「まずは実の上にかかる葉だけを摘みます。この時に注意しているのは、葉を摘みすぎないこと。葉の光合成からもりんごに栄養を蓄えさせることができ、糖度があがるんです。さらに色付きを見ながらもう一度葉を摘み、まだ着色していない部分を回して日光と風に当て、きれいな赤いりんごに仕上げていきます」と語るのは、りんごの栽培を始めて38年のキャリアをもつ二村さん。
 「りんごは収穫するまで手が掛かるけど、だからこそ愛おしいんだよね」と笑う二村さんのりんごには、愛情がたっぷり詰まっています。

(2018年12月号掲載)

JA全農長野
長野県の美味しい作物は「三ツ山マーク」をつけて出荷しています。
JA全農長野は、信頼される産地を目指し、安全安心な農産物の供給に努めています。

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  • JAあづみ管内 りんご生産者
    二村農園 二村 喜子さん

    りんごの栽培は毎年新しい発見があります。冬の剪定に始まり、収穫までにたくさんの工程があるりんごの栽培は手間も掛かりますが、愛情を込めて育てるとしっかり応えてくれるので、自分の子どものように可愛いですね。これまで先人たちが築いてくれた技術を、今度は自分が伝えていく番だと思い、頑張っています。