やま山/1個 140円(税別)
昔は、「ふるさと」という商品名で販売されていた「やま山」。8年ほど前に素材や製法をブラッシュアップした際に、新たに「やま山」と改名しました。県歌「信濃の国」の歌詞、「四方にそびゆる山々は」からとった商品名には、豊かな信濃の恵みを讃える気持ちが込められています。
「やま山」専用に炊いた餡は、北海道産小豆を使用。通常よりも水分量が多くなめらかな食感に仕上げます。皮は長野県産小麦と飯山みゆき卵に発酵バターや水飴を加え、こちらも柔らかな生地に。人の手では包むことのできない水分量は、包餡機で包むことを前提とした配分で、それが「やま山」独自の美味しさにつながっています。
味の決め手となる大きなクルミは、県内産を使用。手作業で丁寧に取り出した実の4分の1を、贅沢に乗せていきます。上質で雑味の全くないクルミは、前日にローストすることで油を活性化。優しい口あたりの餡と皮に香ばしいアクセントを加えます。
日常に寄り添うお菓子だからこそ、県産の上質な素材を惜しみなく使う。それが、たむらのポリシーであり、「やま山」が多くの人に愛される理由なのかもしれません。