無病息災を願う
京の味

水無月/1個 248円(税込)
 旧暦の6月の名を冠した「水無月」という和菓子をご存じでしょうか。京都発祥のこの菓子は、1年の半分にあたる6月30日に、半年間の邪気を祓って残りの半年を健康に過ごせるよう祈願する、「夏越の祓」という神事の行事食として広がりました。
 独特な三角の形は、平安時代に行われていた「氷室の節句」で、氷室から氷を切り出して食した宮中の風習からきているとか。三角形の白いういろうは、この氷を模したとも、四角を半分にしたことで1年の半分を示したともいわれています。また上にのった小豆の赤には、厄除けの願いが込められています。
 たむらの「水無月」のういろうは、長野県産の米粉、もち粉、小麦粉、さらに吉野の本葛、新潟県産の白玉粉の5つの粉がブレンドされ、たむら独自のもちっとした食感が自慢です。上にのせた「かのこ豆」は、丹波の大納言を用い、3日3晩かけて炊きあげたもの。手をかけてゆっくりと糖度を上げていくことで、上品で自然な甘さに仕上げています。
 たむらでは定番の水無月の他、黒糖のういろうに松代のあんずをのせた、「あんず水無月」もお楽しみいただけます。
※6月1日~30日までの限定販売

信州の希少なあんずを
大福で味わう。

信山丸 あんず大福
1個 216円(税込)
  • 長野県で開発された「信山丸」は、栽培本数が少なく希少な杏。その信山丸を丁寧にシロップ漬けにし、大福に仕上げました。もちもちとした皮の食感とあんずの酸味、白餡の甘味が絶妙なバランスの爽やかな大福は、ついもう一つ、と手が伸びる美味しさです。

旬彩菓たむら

  • 本店
  • 住所/長野市伊勢宮1-18-14
  • TEL/026-228-9235
  • 営業時間/9:00~18:00
  • 定休日/月曜日
  • 駐車場/8台

  • ながの東急店
  • 住所/長野市南千歳1-1-1ながの東急百貨店 地下1F
  • TEL/026-226-8181(ながの東急代表)
  • 営業時間/10:00~19:00
  • 定休日/ながの東急百貨店に準ずる
  • 駐車場/ながの東急百貨店駐車場をご利用ください。
  • http://www.shunsaikatamura.com/

(2021年6月号掲載)