草餅/1個 216円(税込)
少しずつ日が長くなり、春の気配が感じられる頃になると、たむらの店頭には草餅が並び始めます。その昔、中国では香りの強い草は邪気を祓うとされ、「上巳の節句」に草餅を食べて厄払いをしていたとか。古くは春の七草としても知られる「御形(母子草)」で作られていたようですが、平安時代から次第に「よもぎ」を使うようになったそうです。
たむらの草餅は野沢温泉村産の上質な新粉を用い、合わせるよもぎは東北産のものを使用。よもぎを生地にたっぷりと搗き込むことで、草餅ならではの春の香りが感じられる濃い緑に仕上がります。
餡は北海道産小豆をじっくりと炊いた、たむら特製のつぶ餡。餅と餡の割合は2 対1 で、口に入れた時にしっかりとよもぎの香りが感じられるよう配分しています。餡を手早く包み込み、最後に合わせ部分を指できゅっと重ね合わせる職人技で、草餅ならではの形に。この包み方は中国のお金の形を模したという説があり、縁起の良い形とされています。今年の桃の節句は草餅を食べて、厄払いをしてみてはいかがでしょうか。
※3月中旬まで数量限定、期間限定にて販売