変化する時代の中で
  自分たちが成すべきことを
  思考し続ける企業で
  在りたいと思います。

七代目 與助 清水 光朗
Mitsuro Shimizu
 
 「ながの情報」が発刊されたのは今から50年前、昭和47年のことでした。発刊のきっかけとなったのは、先代の会長である父がヨーロッパを旅していた際にホテルで手にした「This Week」というタウン情報誌です。地域で暮らす生活者や旅行者に必要な情報が網羅された冊子は、当時の日本ではまだ見たことがなく、父は「これからは情報を発信・必要とされる時代がくる」と直感し、冊子を持ち帰ってきたそうです。
 「ながの情報」が発刊されたのは今から50年前、昭和47年のことでした。発刊のきっかけとなったのは、先代の会長である父がヨーロッパを旅していた際にホテルで手にした「This Week」というタウン情報誌です。地域で暮らす生活者や旅行者に必要な情報が網羅された冊子は、当時の日本ではまだ見たことがなく、父は「これからは情報を発信・必要とされる時代がくる」と直感し、冊子を持ち帰ってきたそうです。 「ながの情報」を発刊した父、清水栄一は、文政11年に桜小路(現在の桜枝町)で和紙の商いをしていた初代、清水佐吉を礎に、四代目與助が明治24年に始めた柏與印刷の六代目として生まれました。激変する時流を読み、製造業としての印刷から、情報サービス業としての印刷へ転身。中世ヨーロッパで民に情報を伝える役目を担っていた「タウンクライヤー」であれと、社名から印刷の文字をとってカシヨ株式会社へと変更し、社是である「もっとも古く、もっとも新しく」の精神で、情報共感・情報発信企業として歴史を重ねてきました。
 「ながの情報」を発刊した父、清水栄一は、文政11年に桜小路(現在の桜枝町)で和紙の商いをしていた初代、清水佐吉を礎に、四代目與助が明治24年に始めた柏與印刷の六代目として生まれました。激変する時流を読み、製造業としての印刷から、情報サービス業としての印刷へ転身。中世ヨーロッパで民に情報を伝える役目を担っていた「タウンクライヤー」であれと、社名から印刷の文字をとってカシヨ株式会社へと変更し、社是である「もっとも古く、もっとも新しく」の精神で、情報共感・情報発信企業として歴史を重ねてきました。(2022年12月号掲載)