
	  心が動かされること
	  好奇心を刺激されること
	  それこそが
	  アートを楽しむ原点。
代表 石川 利江
Rie Ishikawa
 
 長野で生まれ、幼い頃に東京へ。祖父母が長野に居ましたので、小学校1年生の頃から夏休みになると一人で電車に乗って、長野に遊びに来ていました。当時から周りの大人たちをよく観察している、自立した子どもだったと思います。祖母が非常に面白い人で、「これからの時代は女性もやりたいことをどんどんやっていいんだよ」と、私によく言っていましたね。祖母の生きた時代は封建的な思考が色濃く残っていましたから、自分がやれなかったことを私に託したかったのかな、と今になって思います。そのおかげか、人と比較せずに自分のやりたいこと、興味のあることに挑戦する人生を歩んできました。
 長野で生まれ、幼い頃に東京へ。祖父母が長野に居ましたので、小学校1年生の頃から夏休みになると一人で電車に乗って、長野に遊びに来ていました。当時から周りの大人たちをよく観察している、自立した子どもだったと思います。祖母が非常に面白い人で、「これからの時代は女性もやりたいことをどんどんやっていいんだよ」と、私によく言っていましたね。祖母の生きた時代は封建的な思考が色濃く残っていましたから、自分がやれなかったことを私に託したかったのかな、と今になって思います。そのおかげか、人と比較せずに自分のやりたいこと、興味のあることに挑戦する人生を歩んできました。 大学を卒業後、東京で編集の仕事をしていた時に知り合ったのが、アートの世界の人たち。自分という「個」で極めていくアートの世界は非常に刺激的で、歌舞伎の世界とはある意味真逆の、自由な発想、自由な世界に惹かれるものがありました。
  大学を卒業後、東京で編集の仕事をしていた時に知り合ったのが、アートの世界の人たち。自分という「個」で極めていくアートの世界は非常に刺激的で、歌舞伎の世界とはある意味真逆の、自由な発想、自由な世界に惹かれるものがありました。(2023年4月号掲載)
