• 代表取締役社長 丸田 剛さん

地元のファミリーレストランとして、
これからも地域のお客様のニーズに
応えていきます。

ながの情報6号(1973年5月30日発行)に掲載。モノクロですが、躍動的な料理の瞬間を捉えた写真をメインに使用し、美味しさを伝えています。この頃、既に長野、更埴、坂城、上田、そして新潟へ、フランチャイズ店舗を広げていました。

 チーズドールの始まりは、昭和38(1963)年。権堂に1号店をオープンさせると、本格的なハンバーグをはじめとする洋食に人気が集まり、当時としては画期的だったフランチャイズチェーンとして、次々と店舗を広げていきました。一番多い時で、県外も含め20店舗以上はオープンしていたと思います。
 今でも記憶に残っているのが、幼い頃に連れていってもらった東京での外食です。昭和45(1970)年に日本初のファミリーレストラン「すかいらーく」がオープンしているので、たぶん父が視察も兼ねて連れて行ってくれたのだと思います。「これからは車社会。長野にも郊外型のファミリーレストランを」と、次に手掛けたのが「あっぷるぐりむ」でした。昭和52(1977)年、栗田に1号店をオープン。当時は絨毯張りで、入口で靴を脱ぐお客様もいたそうです。いち早く、新しい食文化を長野の皆さまにご提案できたのではないかと思います。
 今後は、時代の変化とともに多様化するお客様のニーズにお応えしながら、父がよく言っていた「自分が感動した味を、地域の皆さまに伝えたい」という思いを受け継ぎ、お客様が感動し、笑顔になれる「美味しさ」を届けてまいります。

あっぷるぐりむで不動の人気を誇っているのが、「あっぷるぐりむの旨ハンバーグ」。チーズドール時代に培ったハンバーグのレシピと、当時から伝わる秘伝のソースを、ぜひ一度、味わってみてください。

  • 株式会社あっぷるアイビー
  • 〒 382-0054 須坂市大字高梨293番地1
    TEL 026-242-3030

(2023年11月号掲載)