• 春のおとずれとともに
    満開に咲き誇る
    紅白の梅の美しさに
    感動してほしい。

      • ろうかく梅園花まつり実行委員会

        会長
        北村 重髙

        Shigetaka Kitamura

      • 信州新町観光協会
      • 長野市信州新町新町1000-1
      • 026-262-2245
      • http://shin-machi.com/index.html

梅の花が咲き誇る
信州新町で生まれ育って。

 四季折々に美しく彩られる山々と、肥沃な水を湛えた犀川に育まれた信州新町で生まれ育ちました。父が始めた梅の畑を継いで兼業農家に。ヒスイ色に輝く琅鶴湖のほとりで、梅を栽培しています。
 信州新町では、主に「竜狭小梅」という品種の梅を栽培しています。長野県では南信で多く栽培されている梅で、実の重さが3~5gほどの小さな梅ですが、種が小さく、加工しても身がしっかりと硬いので、カリカリとした食感を楽しめます。梅漬けはもちろん、梅シロップや梅酒など、大きな梅とはまた違った美味しさがありますよ。生果は10日間ほどしか市場に出回らないので、見つけたら試してみてほしいですね。
 最盛期には、町中に梅の畑が広がり、約200tもの梅が収穫されていました。花の時季には、それこそ町中が梅の花で彩られ、かぐわしい香りに包まれていましたね。ろうかく湖沿いには、今も約4haの広さに紅白さまざまな種類の梅の畑が広がり、長い冬が明けると、まるで春の訪れを知らせるかのように、可愛らしい梅のつぼみが花開きます。その美しさを多くの方に楽しんでもらいたいと始めたのが、「ろうかく梅園花まつり」です。平成7(1995)年に第1回の花まつりを開催して以来、趣向を変えながら、毎年来園される皆さまをお迎えしています。

ろうかく梅園花まつりで
春の訪れを感じて。

  梅の花の開花とともに開催される「ろうかく梅園花まつり」。今年は記念すべき第30回を迎えます。開催期間も例年より長く、3月23日(土)から4月7日(日)までの16日間、開催する予定です。自由にお花見を楽しんでいただけますので、天気の良い日を選んでご来園いただくと、ゆったりのんびり梅園を散策していただけます。
 3月23日(土)11時~14時、24日(日)11時~14時の2日間は、梅の切り枝を数量限定でプレゼントいたします。当日の朝、観賞用の紅梅の木から可愛らしいつぼみのついた枝を選んで切ってきますので、ご自宅でも梅の花を長く楽しんでいただけると思います。
 さらに3月30日(土)10時~16時、31日(日)10時~15時の週末には、どなたでもご参加いただける「梅の種飛ばし大会」や「神楽獅子舞」をはじめ、ライブや地域の参加者による催し等も予定しています。
 30日(土)の11時30分からは、長野のロックバンド「長谷川綾」が登場。31日(日)は、10時30分より金管楽器アンサンブルの「シュムック」、12時からはアルトサックス・バイオリン・ピアノのアンサンブルユニット「Satia(サチア)」によるライブが開催されます。美しい梅の花と素晴らしい音楽のコラボレーションをお楽しみいただければと思います。
 また、信州新町といえばジンギスカン。週末は、ジンギスカンや野菜、飲み物等の販売も行う予定です。カセットコンロやシート、お皿、箸などがセットになったレンタルセット(5~6人用)を利用すれば、満開の梅の木の下で美しい花を愛でながら、美味しいジンギスカンを楽しむこともできます。
 駐車場は、ろうかく梅園入口駐車場、信州新町河川敷無料駐車場の2ヶ所となります。利用料はいずれも無料。雨天の場合はイベント内容が縮小される場合があります。また開花状況によっては日程が変更になる可能性もありますので、詳しくは信州新町観光協会のホームページ等でご確認ください。ふくよかな梅の香りただよう「ろうかく梅園花まつり」に、ぜひご来園ください。お待ちしております。

(2024年4月号掲載)