壮大な自然に包まれて
爽やかな高原の風を感じて。
志賀高原のグリーンシーズンを
思い切り楽しんでほしい。

専務取締役
小林 隆一
Ryuichi Kobayashi
志賀高原に点在する池のひとつ、木戸池の畔に建つ一軒宿「木戸池温泉ホテル」の4代目として生まれ育ちました。当時はスキーブームもあり、またスキー学習旅行も全盛期で、宿はいつも満室でしたね。麓の小学校にバスで通っていたのですが、帰りのバスはいつも満員。自分が降りるバス停で降りられなくて、泣きながら歩いて帰ったこともあります。志賀高原全体が、大勢のスキー客で賑わっていた時代でした。
「木戸池温泉ホテル」は、私の曾祖父である小林信義が昭和8(1933)年に建てた宿です。「志賀ヒュッテ」という名で始まった湖畔の宿は、温泉発掘などの困難を乗り越えて今日まで続いてきました。志賀高原開発のパイオニアとして尽力した曾祖父を誇りに思いますし、90余年続いてきたホテルの歴史を守り、次代へとつないでいきたいと思っています。(2024年6月号掲載)