• 誰もが夢中になって
    笑顔で楽しめるような
    ステージマジックを
    お届けしたい。

      • 公益社団法人 日本奇術協会 正会員
        マジシャンSATO

        佐藤 俊之

        Toshiyuki Sato

      • マジシャンSATO
      • magiciansato@gmail.com
      • 080-1326-2263
      • https://magiciansatoblog.com
      • ステージイベントへの出演を承ります。
        お気軽にお問い合わせください。

幼い頃に出会ったマジックが
自分の道を決めた

 私とマジックとの出会いは、小学校3年生のときです。両親と一緒に行ったディズニーランドでマジックショップを見つけて。店内に入るとキャストさんたちが、お客さまに向けてマジックを披露していたんです。その楽しそうな様子に、もう夢中になってしまって。自分だけでなくまわりの子どもや大人たちも全員笑顔で、目をキラキラさせてマジックに魅せられている様子に感動と憧れを抱きました。その後はもちろん、すぐに両親にねだってマジックグッズを買ってもらい、家に帰って練習を開始。はじめは両親に、次に友だちに披露して、みんなが喜んでくれるのが本当に嬉しかったですね。
 マジックへの興味はそのまま冷めることなく、中学や高校では文化祭のたびにマジックを披露していました。大学ではマジックサークルに入って、仲間と一緒にさらにマジックを追求。長野マジッククラブにも入り、諸先輩方の技を学んだりもしました。初めはテーブルマジックをメインにしていたのですが、ある時ステージマジックのショーを見る機会があって、大勢の人を楽しませ、笑顔にできるショーに魅了されてしまったんです。そこから自分なりに研究し、どうやったら楽しんでもらえるステージマジックができるのか、試行錯誤していきました。そんな中、フリーマーケットで大道芸風にマジックを披露していた時に、小学校の頃の恩師と再会し、小学校でマジックショーをやってほしいと声を掛けていただいたんです。

日常の中にワクワクを!
笑顔になれる時間を届けたい。

 「マジシャンSATO」として、子どもたちの前で初めてマジックショーを披露したときのことは、今でも忘れられません。目を輝かせ、歓声を上げる子どもたちの笑顔に満たされ、自分が目指す世界はこれなんだと、心から思うようになりました。
 そこからは、ショーに必要だと思うことはどんどん取り入れていきました。タップダンスにジャズダンス、バルーンアートもこのころから始め、マジックの大会にも積極的に参加するようになりました。人との出会いにも力をもらいましたね。少しずつマジックショーの依頼も増え始め、中でも「イオンスタイル上田」は、現在でも定期的にマジックショーを開催させていただいています。
 マジシャンSATOとしての活動が軌道に乗り始めた2020年、日本はコロナ禍に突入。振り返れば苦しい時期でしたが、ひさしぶりにマジックショーを開催した時に、お客さまの反応がとても良かったんです。思えばコロナ前は「どうすれば自分の世界観を見せられるか」という思いが強かったのですが、いつのまにか「どうしたらお客さまに喜んでもらえるのか」に、自分の考えがシフトしていたことに気付きました。見る人が楽しく幸せになれる時間を届けることこそが、自分の目指すマジックショーであると改めて明確になった瞬間でした。
 そこから積極的に活動を再開し、2020年に推薦を受けて日本奇術協会に所属し、現在は正会員に。さらに2024年度にもっとも活躍したマジシャンに贈られる「ホープ賞」を受賞することができました。長野県を拠点に活動するマジシャンが受賞するのは珍しく、非常に嬉しく思っています。今年はさらにマジックショーの内容を充実させ、他ジャンルの方々とコラボしたマジックショーなど新しいことにも挑戦していきたいと思います。誰もが笑顔になれるマジックショーをお届けしますので、どこかで見かけたら気軽に声を掛けてください。

(2025年7月号掲載)