誰もが夢中になって
笑顔で楽しめるような
ステージマジックを
お届けしたい。

佐藤 俊之
Toshiyuki Sato
私とマジックとの出会いは、小学校3年生のときです。両親と一緒に行ったディズニーランドでマジックショップを見つけて。店内に入るとキャストさんたちが、お客さまに向けてマジックを披露していたんです。その楽しそうな様子に、もう夢中になってしまって。自分だけでなくまわりの子どもや大人たちも全員笑顔で、目をキラキラさせてマジックに魅せられている様子に感動と憧れを抱きました。その後はもちろん、すぐに両親にねだってマジックグッズを買ってもらい、家に帰って練習を開始。はじめは両親に、次に友だちに披露して、みんなが喜んでくれるのが本当に嬉しかったですね。
「マジシャンSATO」として、子どもたちの前で初めてマジックショーを披露したときのことは、今でも忘れられません。目を輝かせ、歓声を上げる子どもたちの笑顔に満たされ、自分が目指す世界はこれなんだと、心から思うようになりました。(2025年7月号掲載)