
八十二文化財団は公益財団法人として、長野県の地域文化を記録し、失われつつある文化を伝承することで、特色ある文化を未来につなげていきたいと考えています。
創立当初から、長野県内の文化財や文化施設の情報を収集。現在も常に最新の情報にアップデートし、ホームページから誰でも検索できるようにしています。また年4回、機関誌『地域文化』を発行。毎号異なる切り口で長野県の文化を特集し、好評をいただいています。年7回開催しているロビーコンサートでは、多くの方に音楽を楽しむひとときを提供。親子で参加できる「貨幣教室」も人気で、県内各地で出前講座も行っています。
この他にもさまざまな活動を展開してきた八十二文化財団は、今年、創立40周年を迎えることができました。これもひとえに皆様からのお力添えがあったからこそと、心より感謝しております。今年度は周年記念として、多彩な事業を展開中です。
今後の予定としては、記念特別講座が、10月25日(土)に岡谷市のテクノプラザおかやで開催されます。「歴史から経営を学ぶ~岡谷の歴史からひもとく経営の本質と日本の強み~」と題し、学習院女子大学教授の金城亜紀先生に語っていただきます。
また、来年3月にはホクト文化ホールにて、ヴァイオリニスト千住真理子氏による記念文化講演会を開催します。こちらの参加申込みは、10月中旬頃から受付開始の予定です。
例年と違うテーマの講座やギャラリー82での特別展なども準備中です。「友の会」の会員さまには、いち早くご案内いたしますので、ぜひこの機会にご入会いただき、八十二文化財団の活動を知っていただくと同時に、この長野の地で培われた豊かな文化を身近に感じていただければと思います。