
Ⓒ2026「木挽町のあだ討ち」製作委員会 Ⓒ2023 永井紗耶子/新潮社
文化7年(1810年)1月16日、江戸・木挽町。歌舞伎の芝居小屋「森田座」では『仮名手本忠臣蔵』が大入満員で千穐楽を迎えていた。その仇討ちは、舞台がはねた直後、森田座のすぐ近くで起きた。芝居の客たちが見守る中、美濃遠山藩士・伊納菊之助が父・清左衛門を殺害し逃亡していた男、作兵衛の首を討ちとったのだ。雪の舞う夜、若き美男子が成し遂げたこの事件は「木挽町の仇討ち」として江戸の語り草となった。1年半後、同じ遠山藩の加瀬総一郎が森田座を訪れる...。原作は直木賞・山本周五郎賞W受賞の同名作。/118分