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『八代彩展―静と動 韻と陽の階律―』10/18(土)~11/16(日)
八代彩が描く、深い味わいに満ちた日本画の幻想世界へ

千曲市のアートまちかどでは、『八代彩展―静と動 韻と陽の階律―』を10月18日(土)より開催する。日本画家、八代彩(やしろ さい)は、約70年に渡り、卓越した画力、繊細かつ迫力に満ちた表現で、自らが魅せられた自然の姿を描いてきた。山の輝き、波のうねり、森の木霊など、静寂と躍動が織りなす自然美は、見る者を幻想世界へと誘う―。東京都出身で千曲市倉科在住の八代氏は御年92歳、地元・千曲市での大きな個展は初めてだったが、開催直前の8月に急逝。八代氏が参加予定だった学芸員とのトークは、弟で同じく日本画家(日本美術院同人)、千曲市名誉市民の倉島重友氏が特別ゲストとして参加することになり、「八代彩を偲んで~その作品世界と日本画の魅力」をテーマにおくる。「八代の想いが伝わる展覧会に」と学芸員らスタッフは悲しみのなか決意を新たに会期を迎える。深い味わいに満ちた日本画の幻想世界を、ぜひ体感してほしい。また特別展示として「丹浪・彩・美友・重友―日本画一家の系譜―」を同時開催。
■日程…10月18日(土)~11月16日(日) 9:00~17:00(入館は16:30まで)※休館日は月曜、祝日の翌日
■会場…千曲市アートまちかど
■観覧料…一般300円、高校生150円(中学生以下無料)