須坂を私たちが盛り上げたい!
須坂の高校生が力を合わせて
須坂の美味しさを届けます!

 7月22日(土)より始まった「信州須坂健康スムージーフェス2023」。美味しい果物や野菜の生産が盛んな須坂市で、その豊かな恵みをスムージーとして手軽に取り入れることで、みんなが元気になることを目指し開催しています。今回は市内17店舗が参加し、10月1日(日)まで、工夫を凝らした絶品スムージーを提供しています
。  また今回は、新たな視点として須坂市内の高校生による、オリジナルスムージーの開発・販売プロジェクトも進行。その様子をレポートします!

須坂市内3校が協力して
オリジナルスムージーを開発。

 今年2月にオープンした「高校生の自習学習施設coto2」に、須坂市内にある3つの高校、「須坂創成高校」「須坂高校」「須坂東高校」の有志が集まったのは、5月18日(木)のこと。信州須坂健康スムージーフェスを、須坂で暮らす高校生らしい視点で捉え、須坂を盛り上げてほしいという願いに賛同して集まってくれました。
 オリジナルスムージーの開発に向け、それぞれが持ち寄ったアイデアを思いつくままに出し合い、いつしかホワイトボードは文字でいっぱいに。初顔合わせのメンバーもいましたが、時間が経つにつれて互いに遠慮もなくなり、非常に内容の濃いミーティングとなりました

開発チームが考えた
オリジナルスムージーとは。

 このミーティングで出たアイデアをもとに、須坂創成高校の開発チームが試作を重ね、7月19日(水)、3校の生徒たちが集まって試飲会を開催。完成度の高い3種を前に、意見がぶつかり合いました。
 グリーンが美しいスムージーは、須坂市の伝統野菜のひとつ、「村山早生ごぼう」が入ったもの。ほうれんそうとの相性が良く、バナナの風味もあって爽やかな印象でした。後味にピリッとした舌触りを感じるのはキウイで、ここで好き嫌いが分かれるかもしれないとの意見。
 優しいピンクのスムージーは、須坂の発酵文化をアピールする1杯。「米麹」を原料とする甘酒を使用し、いちごやバナナの他、ブロッコリーも入っています。甘酒が好きな人と嫌いな人で、意見が真っ二つに割れました。
 可愛らしいイエローのスムージーは、かぼちゃがベース。体に良い豆乳を使用し、バナナとかぼちゃの甘みが優しい美味しさでした。味は良いけれど、須坂らしさがないのではないか、という意見も出されました。
 皆がそれぞれに思ったことを言い合えるのは、素敵なこと。自分たちが考えたスムージーで、須坂市を元気にすることを目指し、真剣に取り組んでいます。目標は、9月23日(土)に開催される須坂スイーツフェスタへの出店です。ぎりぎりまで意見を交わし、ブラッシュアップしたスムージーを、皆さんにお届けしたいと思っています。

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