ナガノミライマルシェから
始まる次の一歩で
長野の未来を明るく元気に。

中山 本日は、お集まりいただきありがとうございます。先日の第2回ナガノミライマルシェは天候にも恵まれ、2日間とも多くのお客様にご来場いただくことができました。出店者の皆さんと力を合わせて一緒に盛り上げることができ、本当に楽しかったです。長野みなみ風ビールの堀内さんには、自分の店舗だけではなく、マルシェ全体の呼び込みや声掛けまでしてくださって、本当に助かりました。ありがとうございます。
堀内 いやいや、こちらこそ参加させていただいてありがとうございます。マルシェって全体が盛り上がらないと楽しさが伝わらないじゃないですか。私はビールを仕込む際に着るツナギを着ていたので、なんか変わった人がいるなと思って足を止めてもらえればいいなと思って(笑)。呼び込みは、とても楽しかったですよ。運営の皆さんも大きな声で呼びかけてくださっていて、こっちも頑張ろうと思いました。
春原 堀内さんは背も大きいし、たしかに目立っていましたね(笑)。今回は2回目ということで、運営サイドの連携もスムーズで、心配なく当日を迎えることができたように思います。装飾もブラッシュアップし、統一されたデザインコンセプトでマルシェ全体が賑やかでした。
北澤 ありがとうございます。キーカラーのグリーンとイエローを活かし、回を重ねるごとにながの東急の広場を派手にしていこうと画策しております(笑)。今回はテントの軒下にライトを仕込んでみました。限られたエリアの中で、どのようにアピールしていくのか、今後も考えていきたいと思います。何か改善点があればどんどん挙げてもらいたいと思います。
堀内 会場設営はもちろん、搬入の際にも手伝っていただいたり、運営の皆さんにはたくさんフォローしていただきました。普段はテント設営から何から全部自分たちで行うので本当に大変なのですが、今回は商品を売ることだけに集中できてよかったと思います。出店料もかからずマージンもなく、ここまで準備していただけるマルシェは他にないと思います。そこはやっぱり長野市さんの力だなと感謝しています。まあ難を言えば、テント裏の移動が狭くて難しかったのと、テントの内側がちょっと暗く感じたこと、あとは大きな台車があると搬出の時に楽だったかな。
春原 限られたスペースなので、出店者さんたちは窮屈ですよね。テント配置の移動はなかなか難しいのですが、テント内を照らすスポットは検討できるかもしれません。あと大きな台車は次回、必ず準備しておきます。
中山 出店者さん同士のコミュニケーションはどうでしたか?ナガノミライマルシェは、事業者さん同士のコラボなど、横のつながりを作ることも目的のひとつとしているんですが。
堀内一応、すべての出店者さんと言葉を交わしました。自分の知らないお店もありましたし、ポスターやポップの配置など、参考になる部分もたくさんありましたね。やっぱり見せ方って大切なんだなと改めて思いました。
北澤長野みなみ風ビールさんは、2日目に商品紹介のポップなどを増やしていらっしゃいましたね。「工場直送ビール」っていうキャッチコピーが目を引いていました。長野みなみ風ビールさんの一番の強みを的確に表現しているなと思っていたんです。
堀内 ありがとうございます。1日目の夜に、慌てて作りました(笑)。クラフトの缶ビールだけを販売するイベントは初めてだったので、もっと自分たちの商品をお客様に伝えるための準備をしておくべきだったなと反省しています。本当に良い勉強になりました。
中山 とにかくパワフルの一言ですね。声も大きいし、圧倒されてしまいました(笑)。ご自分の中で言うべきことを瞬時に決めている方だなと感じました。できればもう少しゆっくり会話ができればと思いましたが、時間が短かったので、市長にPRしてもらえてよかったです。次回は事前に事業者による試食会を開き、自分たちが商品に込めた「思い」を、直接市長に伝えられたらいいですね。
北澤 今回はトークセッション前に運営サイドで商品説明をさせていただいたんですが、市長と直接話して「思い」を伝えられれば、出店者さんのモチベーションもより高まるかもしれませんね。
中山 そうですね。今回のトークセッションは市長も楽しまれたようで、試食用に準備していただいた各店の商品もしっかり持ち帰ったそうです。なかなか個店の事業者さんと会話をする機会はないので、ナガノミライマルシェを長野市の商業活性化のために多面的に活用できればと思います。
堀内 ナガノミライマルシェは次年度も開催されるんですよね。
中山 はい。来年の5月に3回目を開催する予定です。今回同様、8事業者様に出店していただきたいと思っています。1月15日より長野市のホームページで公募を開始しますので、ぜひ多くの方に応募いただきたいですね。マルシェに参加することで、事業者さん同士のコラボや、ながの東急さんとの新規お取引、新商品の開発等、「次の一歩」を踏み出す機会をひとつでも多く実現させたいと思っています。そしてその仲間たちと一緒に、別のプロジェクトやイベント企画など、さらに長野経済を活性化できればと考えています。
春原 長野駅前は、長野市の商業の中心地として歴史を重ねてきました。ナガノミライマルシェをその地で定着させ、継続的に開催することに意味があると思います。「事業者の次の一歩を支援する」という軸をぶらさずに、1回ごとに反省・検討を繰り返して開催していければいいですね。
堀内 5月と10月はながの東急前でミライマルシェが開催されて賑わうから、うちの店も何かやろうかなって、まわりがみんな巻き込まれていくくらいになるといいですね。地域が盛り上がることで、人が集まり、長野が元気になります。
中山 本当ですね。そこまで成長していけるよう、次回も頑張りたいと思います。
北澤 今回のマルシェをきっかけに、「日本郵便さやまるプロジェクト」さんと「ベーカリー蔵」さんはお取引が始まっています。そういう事例をもっともっと増やしていきたいですね。
春原 実は私もいろいろアイデアがあるんですよ。堀内さん、この後、お話いいですか。
堀内 もちろんです!
中山 お、またひとつ新たなストーリーが始まろうとしている。期待しています。